岐阜県の住宅相場価格と環境

このページでは、岐阜県で家を建てる時にかかる料金や相場を
各種データを用いて、細かく紹介していきます。
また、地域別、路線別の環境なども紹介しています。
※データは、総務省、国土交通省などの信頼性の高いデータを元にしています。

 

 

いくらかかる？岐阜県で家をたてたときの金額とは～データ編

まずは、以下のデータを見てください。岐阜県で家を建てるときの相場です。
これをもとにお話しをしていきます。

岐阜県一戸建ての坪単価	木造59.4万円 鉄筋105.6万円
岐阜県一戸建ての家の広さ	38.7坪
岐阜県の土地代（1坪当たり）	11万1540円
岐阜県で家を建てるときの土地の広さ	65.8坪（うち38.7坪が家）

※「1平米」で表記されているデータは『3.3平米＝1坪』として計算しています
※「土地の広さ」に関しては、「家の広さの1.7倍」というのが相場です
※参照データ : 『総務省』－「利用関係別、構造別、建て方別（住宅の工事費）／戸数、床面積、工事費予定額、１戸あたり工事費予定額、１平米あたり工事費予定額 」、『国土交通省』－「都道府県別・用途別平均価格表」
木造住宅を建てるときの相場が、
坪単価当たり59.4万円（木造）～105.6万円（鉄筋）くらいが相場です。
また平成27年の岐阜県住宅地の土地単価は坪当たり11万1540円程度です。

実践編：シミュレーションをしよう

上のデータを元に実際に一軒家を建てるとき、どのくらいかかるのか計算してみました。

木造の場合は、

家の金額	38.7坪×59.4万円＝2298万7800円
土地の金額	38.7坪×1.7倍×11万1540円＝733万8217円
土地＋家の金額	733万8217円＋2298万7800円＝3032万6017円

 

鉄筋の場合は、

家の金額	38.7坪×105.6万円＝4086万7200円
土地の金額	38.7坪×1.7倍×11万1540円＝733万8217円
土地＋家の金額	733万8217円＋4086万7200円＝4820万5417円

となります。

 

付帯工事もかかる

 

このほか、付帯工事としてかかる金額があります。
これは家の条件や立地などによって大きく変わるため、
一概には言えませんが、数百万円はかかる、とみておいた方が安全です。

 

それでは、代表的な工事項目を相場金額と併せて紹介します。

建て替えなど古い建物の解体工事関連費用	95万円～405万円
測量・地盤調査費用	8万円～10万円（うち測量費3万）
地盤改良・基礎補強工事	130万円～330万円
造成工事	0万円～30万円
ガス・給排水（本管引込）工事	50万円～100万円
外構・造園等エクステリア関連費用	50万円～200万円
空調・照明・カーテン等インテリア関連費用	140万円～330万円
その他（ＴＶアンテナ・通信回線）工事	1万円～2万円
合計	約941万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

諸経費もかかる

 

付帯工事と並んで、もう一つ気をつけないといけないのが諸経費です。

確認申請・竣工検査料		15万円～25万円
建築工事請負契約書の印紙税		1万円
登記費用（所有権保存登記の登録免許税および司法書士報酬料）		木造34万円 鉄筋41万円 (うち司法書士報酬10万円として算出)
不増産取得税（計算額から標準税率で算出）		木造121万円 鉄筋193万円
住宅ローン関連費用（全額ローンとして）	金銭消費貸借契約書に掛かる印紙税	2万円
	抵当権設定登記の登録免許税および司法書士報酬料	木造8万円 鉄筋10万円 （うち司法書士報酬5万円として算出）
	火災、地震保険料	5万円～30万円
給水・放流負担金や街並保全費等		0万円～20万円
合計		木造214万円 鉄筋295万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

この付帯工事費と諸経費を、さきほどの住宅建設費用に足すと、
木造の場合は4187万6017円（3032万6017円＋941万円＋214万円）
鉄筋の場合は6056万5417円（4820万5417円＋941万円＋295万円）
となります。

 

その他の費用について

 

直接、住宅を建てるお金としてかかる訳ではありませんが、こういった費用もかかります。

引越し費用	10万円～30万円
式祭典費用	5万円～15万円
その他（着工、引っ越し挨拶）	0.5万円～１万円
合計	約31万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

さきほどの金額に、この「その他の費用」も足すと、
木造の場合は4218万6017円（4187万6017円＋31万円）
鉄筋の場合は6087万5417円（6056万5417円＋31万円）
となります。

 

 

岐阜県の住宅事情に関して

このように、岐阜県の住宅の相場は、4218万円～6087万円といったところになります。

 

岐阜県の平均地価は全国平均より安価で、総平均では下落基調ですが、
人気の大垣市や各務原市など駅周辺の利便性の高いエリアで上昇しているところがあります。

 

高山市も人気ですが、多治見市・羽島市・瑞浪市などは、
比較的安価で名古屋へのアクセスも比較的便利なのでおすすめかもしれません。
沿線地価は東海道本線や中央本線が路線全体で大きく上昇しているなかで、
県内各駅は下落傾向です。

 

交通網は、東海北陸自動車道や東海環状自動車道、
中部縦貫自動車道が、県内を通る日本の大動脈道路の名神高速や中央自動車道につながり、
広域的な幹線道路網が整備されています。

 

鉄道路線ではＪＲ東海道本線・中央本線・高山本線が隣接県と結び、
名古屋鉄道も名古屋本線や犬山線を軸に、
各務原線・竹鼻線・羽島線・広見線が各地をつないでいます。

 

またＪＲ太多線は多治見と美濃太田をつなぎ、美濃太田から長良川鉄道が北濃へ、
養老鉄道は揖斐から大垣を経て三重県へつなぐ他、
樽見鉄道、明知鉄道も各地の路線を運行しています。

 

気候は、美濃地方と飛騨地方で異なります。
標高が高い飛騨地方では、夏は過ごしやすいものの、真夏日もしばしばあり、
冬の気温は低く冬日も多くなっています。
一方の美濃地方は平均気温が高く、夏の暑さは特に厳しく真夏日や猛暑日も多く、
冬は真冬日になることはありません。
地域に応じた構造を考慮するとよいでしょう。

 

自然災害は、それほど多くはないようですが活火山もあり、
また近年は豪雨による浸水被害も発生しているので、
立地や地盤の確認と強化も考慮する方がよいかもしれません。

 

 

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上記の金額は、岐阜県で家を立てた方のデータから導き出した平均値に過ぎません。

 

家を建てる人それそれで住みたい家は変わりますので、
よりくわしい金額が知るには業者に希望条件を伝えて見積りを取るのが一番です。

 

 

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