富山県の住宅相場価格と環境

このページでは、富山県で家を建てる時にかかる料金や相場を
各種データを用いて、細かく紹介していきます。
また、地域別、路線別の環境なども紹介しています。
※データは、総務省、国土交通省などの信頼性の高いデータを元にしています。

 

 

いくらかかる？富山県で家をたてたときの金額とは〜データ編

まずは、以下のデータを見てください。富山県で家を建てるときの相場です。
これをもとにお話しをしていきます。

富山県一戸建ての坪単価	木造59.4万円 鉄筋122.1万円
富山県一戸建ての家の広さ	41坪
富山県の土地代（1坪当たり）	10万0650円
富山県で家を建てるときの土地の広さ	69.7坪（うち41坪が家）

※「1平米」で表記されているデータは『3.3平米＝1坪』として計算しています
※「土地の広さ」に関しては、「家の広さの1.7倍」というのが相場です
※参照データ : 『総務省』−「利用関係別、構造別、建て方別（住宅の工事費）／戸数、床面積、工事費予定額、１戸あたり工事費予定額、１平米あたり工事費予定額 」、『国土交通省』−「都道府県別・用途別平均価格表」
木造住宅を建てるときの相場が、
坪単価当たり59.4万円（木造）〜122.1万円（鉄筋）くらいが相場です。
また平成27年の富山県住宅地の土地単価は坪当たり10万0650円程度です。

実践編：シミュレーションをしよう

上のデータを元に実際に一軒家を建てるとき、どのくらいかかるのか計算してみました。

木造の場合は、

家の金額	41坪×59.4万円＝2435万4000円
土地の金額	41坪×1.7倍×10万0650円＝701万5305円
土地＋家の金額	701万5305円＋2435万4000円＝3136万9305円

 

鉄筋の場合は、

家の金額	41坪×122.1万円＝5006万1000円
土地の金額	41坪×1.7倍×10万0650円＝701万5305円
土地＋家の金額	701万5305円＋5006万1000円＝5707万6305円

となります。

 

付帯工事もかかる

 

このほか、付帯工事としてかかる金額があります。
これは家の条件や立地などによって大きく変わるため、
一概には言えませんが、数百万円はかかる、とみておいた方が安全です。

 

それでは、代表的な工事項目を相場金額と併せて紹介します。

建て替えなど古い建物の解体工事関連費用	100万円〜210万円
測量・地盤調査費用	8万円〜10万円（うち測量費3万）
地盤改良・基礎補強工事	140万円〜350万円
造成工事	0万円〜35万円
ガス・給排水（本管引込）工事	50万円〜100万円
外構・造園等エクステリア関連費用	50万円〜200万円
空調・照明・カーテン等インテリア関連費用	140万円〜330万円
その他（ＴＶアンテナ・通信回線）工事	1万円〜2万円
合計	約864万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

諸経費もかかる

 

付帯工事と並んで、もう一つ気をつけないといけないのが諸経費です。

確認申請・竣工検査料		15万円〜25万円
建築工事請負契約書の印紙税		1万円
登記費用（所有権保存登記の登録免許税および司法書士報酬料）		木造34万円 鉄筋44万円 (うち司法書士報酬10万円として算出)
不増産取得税（計算額から標準税率で算出）		木造125万円 鉄筋228万円
住宅ローン関連費用（全額ローンとして）	金銭消費貸借契約書に掛かる印紙税	6万円
	抵当権設定登記の登録免許税および司法書士報酬料	木造8万円 鉄筋11万円 （うち司法書士報酬5万円として算出）
	火災、地震保険料	5万円〜30万円
給水・放流負担金や街並保全費等		0万円〜20万円
合計		木造222万円 鉄筋338万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

この付帯工事費と諸経費を、さきほどの住宅建設費用に足すと、
木造の場合は4222万9305円（3136万9305円＋864万円＋222万円）
鉄筋の場合は6909万6305円（5707万6305円＋864万円＋338万円）
となります。

 

その他の費用について

 

直接、住宅を建てるお金としてかかる訳ではありませんが、こういった費用もかかります。

引越し費用	10万円〜30万円
式祭典費用	5万円〜15万円
その他（着工、引っ越し挨拶）	0.5万円〜１万円
合計	約31万円

※項目や金額はケースバイケースで代わりますので、あくまで目安の一つとしてお考えください
※金額に幅がある場合は、その幅のなかの平均額を足して、合計を計算しています

 

さきほどの金額に、この「その他の費用」も足すと、
木造の場合は4253万9305円（4222万9305円＋31万円）
鉄筋の場合は6940万6305円（6909万6305円＋31万円）
となります。

 

 

富山県の住宅事情に関して

このように、富山県の住宅の相場は、4253万円〜6940万円といったところになります。

 

富山県の平均地価は全国平均より安く、県内全域で下落が続いています。
富山市では生活利便性や環境の良い地域で地価が上昇しているところもありますが、
高齢化が進む市町は下落が拡大しています。

 

ただ小矢部市など住宅優遇策を行っている自治体もあるので、
費用的におすすめかもしれません。

 

鉄道路線は、あいの風とやま鉄道が日本海沿岸部を隣県の新潟県と石川県に結び、
ＪＲ高山本線が岐阜県へつなぐ他、ＪＲ城端線・氷見線や富山地方鉄道、万葉線、
富山ライトレール、黒部峡谷鉄道など各地の路線を運行しています。

 

全国で唯一、県内全ての市町村に駅があり鉄道網は発達しましたが、
自家用車の浸透から衰退傾向にあるようです。
道路整備率は高く、大都市圏より混雑率は低いので、自動車生活が快適です。

 

気候は日本海側気候で、県内全域が豪雪地帯にあります。
気温は日本海を北上する対馬暖流の影響で比較的温暖ですが、
標高の高い南部の山岳地方の寒さは厳しく、
冬の季節風による降雪と降水量も多く、夏は高温多湿です。

 

年間を通じて南よりの風が強く、
低気圧が日本海を通過する際に顕著なフェ−ン現象が起こり、
また富山湾では「寄り回り波」と呼ばれる高波や、
下層大気の逆転層の形成による「蜃気楼」等、珍しい現象も発生します。

 

自然災害は少なく、大地震の発生リスクも低いとされているので、
地域の気象に応じた機能性を考慮すれば問題は少ないでしょう。

 

 

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上記の金額は、富山県で家を立てた方のデータから導き出した平均値に過ぎません。

 

家を建てる人それそれで住みたい家は変わりますので、
よりくわしい金額が知るには業者に希望条件を伝えて見積りを取るのが一番です。

 

 

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